私になりたい

一人暮らしメンヘラアラサーは無職に逆戻り

無職とネットワークビジネス

私は見覚えのあるバーの前に立っていた。
そのお洒落なバーを見て、正直憂鬱な気分になった。
「ここだよ♪」

久しぶりに会った友人は、楽しそうにはしゃいでいる。
数分前は、彼女と同様久しぶりの再会に胸が熱くさせていた自分がいた。
しかし、そのバーを紹介された途端私の心は急速に冷え、落胆した。

(ここ、モ◯ーア会員の生息地バーやんけ……)

※モ◯ーアとは、旧ニュー◯ェイズのことで、ネットワークビジネスをやってる人たち。


久しぶりに会おうという友達が【渋谷】を指定してきた場合は、気を付けていた。
アム◯ェイの可能性が高い。
社会人だから社会人が集う【新橋】を指定されても何の疑いもなく来てしまったが、これもマルチどもの狙いなのだろう。
しかし、旧ニュー◯ェイズ時代にやらかし、名前変更したモ◯ーアは、アム◯ェイに比べて慎重にやっているように感じた。

何故なら、私を前にここへ連れてきた女の子からは、完全に勧誘はされていなかったからだ。
私がこのバーを知っていたのは、以前飲み会で知り合ったその女の子に連れてきてもらったことがあったからで、他にもよくわからない集まりやパーティに連れて行かれた。
マルチっぽいなーと思っていたけど、悲しいことに私は友達が少ないため、一緒に飲んだり街コン行ったりする子は貴重だったし、マルチだとあまり信じたくなかった。

でも、下記の2つでやっぱりマルチなんだなって確信した。

・「金持ち父さん、貧乏父さん」の本を勧められたこと
・「尊敬する人に会わせたい」と言われたこと

本はマルチでよく使われる洗脳本みたいなもの。
読書は好きなので、読んでみたけど、私はお金にあまり興味がないので、「読んだ?」と聞かれても「読んでないや」と答え続けた。
その女の子が尊敬する人っていうのはパーティーで何度か見かけたことはあったけど、何やってるのか不明だったし 、話を聞いても抽象的すぎて何言ってるのか分からなかったし、当時はお金も稼いでいたから、そういう話に興味ないとか言ったような気がする。 私は欠陥人間なので「憧れの人なんだ!」とか言われてもイマイチ共感出来ずにフーンとなっていたのも原因のひとつであろう。
以上のことから、次の勧誘のステップへ行かなかったと踏んでいる。
しかし正直、金より人に飢えてるので、仲間が沢山いて羨ましい……とは思っていたのは否めない。
そういうところにつけこんでくるのもあるんだろうけど、お金で繋いだ関係って結局長続きしないんですよね。

マルチをする人の特徴として、歯痒いような言い方をする。
はっきりしない。
なんかふわふわしてる。
目がキラキラしてる。
やたらポジティブ。
みんなでいても変な雰囲気。

なんだろうね、あの独特な空間。
友達とか仲間みたいなフリしてるけど、やっぱりお金が絡んでるからあんな空気になるのかな。

それよりネットワークビジネスやってる人多くないですか?
って思ったけど、私が友達いないから別コミュニティ作ろうとしてマルチに当たるだけか。
いやー邪魔ですわ。
ハ◯ワでブラック企業を避けて探すのと変わらないぞ。
みんなマルチやってない友達を大事にしよう。






で、友達には一応飲んだ後「あのお店の実態は知ってるよ。」ってラインしたけど、なんのこと??ってとぼけられたので幻滅した。
何回も行ってたら絶対勧誘されるかあの独特な違和感に気づくはずなので、全くなにも感じないのならよっぽどのマヌケか、勧誘する側の誤魔化しでしかないのだ。



私たちもう戻れないんだなー、とラインを閉じた。



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