私になりたい

仕事も心も安定しない一人暮らしメンヘラアラサー

好きじゃない人と付き合うのは苦痛

自分の気持ちに正直に生きていれば、「彼氏の容姿が生理的に無理」なんて、こんな悲しい悩みも生まれないのだろう。
容姿じゃない、性格を見ようだなんて思わなければよかった。


残酷なことに、食べ物の趣味が合った。
だからこの関係はしばらく続いてしまった。
セックスが苦痛だった。
清潔な人だったのに、だんだん匂いさえもダメになった。
でも拠り所が欲しくて、新しい彼氏をつくれるような自信がなくて、ずるずると時間だけが過ぎていった。 私は彼を傷つけたと思う。
傷つかない恋愛などないけど、それでも優しくて繊細な人を傷つけてしまったという自覚はあった。
罪悪感に潰されそうで、連絡をとるのをやめた。


私は美しいものが好きだ。
それは自分にはないものだからだ。
美しいものを手に入れる資格も、魅力もないから余計憧れるのだろう。
出来るのなら美しいものだけを見て生きていたい。
しかし、たまにはそうではないものを見て、この美しさが尊いものだと思い出さなければならない。
そうでないものは、そういうときだけでいい。
不相応な美しいものが好きなことは、愚かなことだろうか。
でも、好きじゃないものを好きと言ったり、セックスするよりはるかにマシだし、正常だと思う。
みんな無理してませんか。
本当にその人のこと、好きですか。
妥協じゃありませんか。
私は自分に嘘をつくのがつらかった。


ただ、美しさは冷たくて、気まぐれで、なかなかやさしくないから覚悟が必要なのだ。
それだけ。


にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 その他日記ブログ アラサー女性日記へ
にほんブログ村