私になりたい

仕事も心も安定しない一人暮らしメンヘラアラサー

残機を持った状態で さようならしなきゃいけないのだ

この場合の残機は、好きって気持ちか。

痛みを知っていれば、少し体制を変えたり、薬を飲んで、ある程度抑えることはできるのだろう。
気を逸らす方法だって、覚えた。

今までが血塗れになって、吐血して、苦しい苦しいと這いつくばって悶えていたのならば、今回は静かに刃物を刺されて、そこが膿んできてしまったように思える。
相手はわたしをこんなに深く刺したことに気付いていないようで…。
何も言わないでいるから、これからも気付かないでいてね。


気が合う、優しさ、趣味、なんてなんの意味も持たなかったね。

交わした言葉はぜんぶ上辺だけでしたか。
楽しい時間はぜんぶ幻でしたか。

ぜんぶ夢でしたね。
全部、夢だったよ。

 

なにもわかってあげられなかったね。

寂しさなんて感じなくて、やりたいことが沢山あって、好きなことを勉強して続けられる、そんな人間にわたしもなりたかったな。

 

ごめんね、寂しくて弱い人間で

戻るなら戻れるという麻薬

昔の自分であれば、縋って戻って今以上に傷ついていたでしょう

元々わたしたちが見ている景色が、向かっている先が違っていた

わたしが何も見てこなかった、確認してこなかった証拠で罪でしょう

相手をこんなに苦しめてるとも知らずに

 

戻れるなら戻りたいよ

でももう同じ気持ちではいられないから

あなたのそばにはいれない

私は強くはないけど、そこまで弱くない

そこまで堕ちてはいけない

 

優しい手を取りたい

でももう私のものじゃない

何も言わない、返さないのも答えになりますか

 

アクションがあればまた傷つくのがこわくて

答えは決まっているのに

優しい言葉を返されるのがこわくて

終わりにできない愚かさ

 

 

もう訪れない場所で

また同じような夜が明けるのを待っている

こんな気持ちになるのは何度目かな

もうやだよね

 

自然に出る涙は仕方ないよね

もう私には言う事がないし

私がそう思わせられなかったからの今があるし

 

だから私はそろそろ自分が結婚出来ない人間だって認めるべきなんだよね

 

苦しいな、好きな人と一緒にずっといたいだけなのに

その約束がほしいだけなのに

 

でも同棲もしたいと思えない、結婚も考えられないってなったらそれはもう終わりでしかないんだよね

このままじゃだめなの?って言われたけど、じゃあこの生活のまま籍を入れるのはだめなの?って思ってそれも言ったし、それでもだめで

じゃあ私にはもうどうにもできないよ

愛されたい化け物

ずっとずっと、そうだった気がする。

親から愛されなかったあの日からずっと、寂しいわたしの子供のままの心が、そう叫んでいる。

愛されたい、甘えたい、どうか、わたしだけのものになってほしい…。

 

今だってパートナーに、愛されていないわけじゃない。

どうしてそんなに可愛いの…?って興奮してくれる度に生きていてよかったと思える。

でもそんなのじゃ足りない。

そして、こんなのは長く続かない。

わたしはまた重くてうざいメンヘラ女になって、捨てられてしまう。

だからいまは、この虚構のせかいの沼で、しあわせと苦しみに溺れている。

だからたまに泣いて…、これは現実じゃないんだって自分に言い聞かせている。

狂ってるよね、理解ってる。

自分が「普通じゃない」ってことを、たまに忘れてしまう。

仕事して食事を取り、眠って…の繰り返しだと、自分が何者かさえ忘れてしまう。

自分は狂人なので、本当は愛されることも、しあわせになることも出来ないのです。

 

こういう生き方しかできなくて、哀しいね。

 

 

スン…

当初の脳内お花畑時期が終わって現実を見つめている。3ヶ月くらいか。

私たぶん、結婚出来ないな…。そう思う。

40歳になってお祝いした友人のことを考える。

私は40歳になって結婚出来てなかったら、死にたい。

多様性という言葉が広まった今でも、私は結婚したいし、誰かに愛されてるという証明が欲しい。

職場で旦那子供の話題に入れないのもしんどいし、私には関係ないわというフリをするのもつらい。

でも多分、結婚出来ない。

 

そう悟ってしまった。

だから、今の相手がとても良い人でも、お姫様扱いされていても、いつかはきっと離れていくから。

お洒落なデートをしても、美味しいものを食べても、不安が頭から離れなくてつらい。

 

子どもをあやすように、甘えさせてくれた人のことを思い出す。あの人はそれが上手だった。戻りたいわけではないけど、それを評価している。

 

白馬の王子様が現れたとして、果たして自分は「お姫様」でいられるのか?

お姫様扱いを受けたときに受けた感情は、率直に言えば「恐怖」であった。

その待遇を受けるに相応しくないのと、非日常すぎて、心がざわついていた。

完全に相手の世界に飲まれてしまって、普段の自分ではいられなかった。

それが心地よくもあるし、王子様のふりをしたナニカである可能性もある為、警戒心とふわふわした感情のなかでただ混乱していた。

夢に身を委ねたって少しはいい思いが出来るのだろう。

ただわたしが探しているのは「継続」であり、ゴールは「結婚」なのです。

こんな非現実な恋を続けるべきなのか…。

同じような人が前にいて、1年続かなかったのでまた二の舞を踏むのではないかと危惧している。

でも目の前にいる人は前の人とは違うので、ちゃんと見極めていきたい。