お姫様扱いを受けたときに受けた感情は、率直に言えば「恐怖」であった。
その待遇を受けるに相応しくないのと、非日常すぎて、心がざわついていた。
完全に相手の世界に飲まれてしまって、普段の自分ではいられなかった。
それが心地よくもあるし、王子様のふりをしたナニカである可能性もある為、警戒心とふわふわした感情のなかでただ混乱していた。
夢に身を委ねたって少しはいい思いが出来るのだろう。
ただわたしが探しているのは「継続」であり、ゴールは「結婚」なのです。
こんな非現実な恋を続けるべきなのか…。
同じような人が前にいて、1年続かなかったのでまた二の舞を踏むのではないかと危惧している。
でも目の前にいる人は前の人とは違うので、ちゃんと見極めていきたい。