強い仕事のストレスで、項垂れ、苦しみからはやく寝ようと思い、眠りについた。
当たり前のように夢見が悪く、なぜか妹を殺そうとしている夢を見た。
しかし、特に妹に殺意などないので、なにかあるのかなと夢占いなどを調べてみた。
>嫌な性格や欠点を克服しようとする心理のあらわれ
なるほど、これなら納得である。
今まさに、自分の嫌な性格に悩み、新しい仕事について憂鬱になっていたところだった。
夢の中でわたしは妹を、ハンマーで殴って血はだらだらにさせた。
しかし死ぬ、まではいかなかったのでまだこれは、わたしの決心が甘いということなのだろうか。
血塗れのなか悲しい顔をされて、わたしはその過ちを静かに悔やんでしまったし、妹たちもなにも言わなかった。
0時半頃に眠りについたのに、目が覚めたのは5時頃で、ひどい夢をみた、と思った。
言われたことが最悪になるかは、今現在はわからないのに、どうしてもまだ見ぬ不安を大きくしてしまうくせがある。
少しの失敗、少しの懸念、それだけで化け物みたいにもくもくと大きくなっていく不安。
わたしはそれに苦しめられる。
やってしまえば大したことがなかったり、案外うまくいったり、困難のなかでも自分でなんとかしてやっていくこともあるのに、行動する前の不安に勝つことができない。
行動してみる度、あの不安はなんだったんだろう、ばかみたいだ、と思っても、知らないものへの不安はどうしても拭えない。
そして、自分で不安を大きくしてしまい、苦しんでいる。
この状態が本当に苦しい。
正直、はやくしんでしまいたい。
すべての救いをもたらしてくれる死へ。
死しかわたしを本当の意味で救えないのかもしれない。