私になりたい

仕事も心も安定しない一人暮らしメンヘラアラサー

この恋愛が終わったら

もうなにも未練がない。
今まで死にたい死にたい言ってたが、私は死にたい詐欺をして、死ぬ勇気もなく、醜く這いずりながら図太く生きていくのだと思っていた。

何度も同じことを繰り返して、別れて、自分はだれにも愛されない人間だということを自覚しても。
まだ次に誰かと恋愛をするのだろうという希望を僅かに持っていた。
そう、僅かにだ。
それは若い女だったからだと思う。
価値がまだあると思っていたからだ。

だがもうそれは違う。
私は若くないし、結局生きてるうちに可愛い容姿にもなれなかったし、30歳を越えてしまった。
若いうちは耐えられたことも、アラサーになると自分の容姿にも、恋愛を長続きできない自分にも、卑屈で怒りっぽい自分の性格にも嫌気が差してくる。
30歳を過ぎ、自分を変えるのは大変なことだ。

失恋はこわい。
失恋だけではない、積み上げてきた信頼関係が壊れるのが怖い。
仲良しだった、大好きな人に拒絶されることは、なによりもひどく傷つく。

拒絶する前に、拒絶してしまう。
そんなことを繰り返していたら、一人になってしまった。

だからわかるのだ、この恋愛も上手くはいかなくて、私はまた死ぬような思いをして、何事もなかったように絶望しながら仕事をする毎日に戻るのだ。
もうそんなのはうんざりだ。
若いときは希望があるから、耐えられた。
もう希望なんてどこにもない今、耐える必要があるのだろうか。

ただ仕事をしているだけで不安感で苦しくなって死んでしまいそうになるのに、もうそんなことがあったら耐えられない。

耐えられそうもない。






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