空虚な心を埋めるように、飲み会でお酒とごはんを流し込む。
後で後悔するのは自分なのに。
満たされない気持ちを、代わりのなにかで埋めたとしても、それはすぐ、砂のように崩れて消え去ってしまう。
心に開いた穴を、本当に埋めることは出来るのだろうか。
代わりのものを無理矢理入れようとして、傷ついて、血を流していることのが多いように思う。
傷は恥でもある、だから見ないようにして、目を逸らしてきた。
私は結局、私を大事に出来てないのだ。
だれかに、受け入れてほしい。
そればかりで、自分を客観的に見ることが出来ない。
今回はなにがいけなかったのか、失敗はどこだったのか、そんなことばかり頭に浮かんでは消え、吐いて夜が終わる。