ずっとそればかり考えている。
彼氏の家にある私の荷物。
いないときに重いものだけは運び出さないと。
別れるって告げたら1日でなんとかしてって絶対言われるだろうから。
それくらい冷たい人間だって付き合ってわかってしまった。
最後は服と少しの荷物でさよなら出来るようにしないと。
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ここずっと終わりのにおいがしていて、わたし自身、たぶんもう長くは一緒にはいられないんだろうなって気がしてた。
夜に少しだけベッドの中で話をしたとき、彼は「好きな気持ちは前から変わっていない」と言っていた。
変わっていなかったら、あんなひどいことわたしに出来ないと思う。
前はそんなんじゃなかったよ。
わたしがちゃんと家事出来なくてごめんね。
雑な女でごめん。
遅くまで仕事して彼氏宅で家事やってご飯作っても、○○が出来ていない、汚いって言われるのにもう疲れちゃった。
あなたはわたしを変えようとしてたけど、人はそんなに簡単に変われないんだよ。
あなたのおかげで良い方向に変わったこともあって感謝している。
でもいまはただ、疲れちゃった。
癒されたかったけど、あなたんち行くだけで疲れちゃう。
だったらひとり寂しく自宅で酒でも飲みますよ。
でも楽しいこともいっぱいあったし、決断もまだ出来ていなくて、情が捨てきれない自分を不甲斐なく思うよ。
もう、続けられないのは自分が一番わかっているのにね。。